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同窓会長からのご挨拶

同窓会会長
大島 吉輝

 同窓会会員の皆様には、ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。また、平素より同窓会活動に対して深いご理解と多大なご協力を賜り、厚くお礼を申し上げます。
 この度,平成30年1月17日に開催されました東北大学薬学同窓会役員会におきまして、坂本尚夫前会長の後を受けて同窓会会長を仰せつかりました。
 私は昭和50年に薬学部を卒業した15期生です。早いもので、あれから40数年が経ちました。私たちの1年先輩が入学したときには学生定員が40名から80名になり、さらに私たちが2年次学生の時には医学部薬学科が薬学部に昇格しました。当時はまだ学生運動が盛んな時代であり、大学では教養部学生による定期試験ボイコット運動がおこり、半数の学生が留年したこともありました。今では、そのどれもが懐かしい思い出となっています。
 薬学同窓会は、薬学科の1期生の諸先輩が卒業した昭和36年4月に結成され、現在では5000名の会員を数えるまでに大きく成長しました。同窓会は、親睦会の開催、薬学研究科・薬学部に対する後援、会誌の発行、会員名簿の発行といった事業を通して、会員相互の親睦を図るとともに、東北大学薬学研究科・薬学部の発展に寄与することを目的としています。坂本尚夫前会長のもとでは、薬学部における年2回の同窓会主催講演会の開催、東日本大震災の際の経済的支援、薬剤師ネットワークの構築、役員と学生幹事との意見交換会の開催、ホームページの充実など、新たな活動が立ち上がりました。今後も同窓生の世代を超えた交流や協働に役立つ活動に取り組むために、現在、役員会において同窓会の課題や今後の活動方針について議論しているところです。会員の皆様から忌憚のないご意見やご提案をお寄せいただければ幸いです。併せて、皆様には今後とも同窓会の活動に一層のお力添えを頂きますようお願い申し上げます。
 最後になりましたが、会員の皆様のご健勝を祈念いたしまして、同窓会長就任の挨拶に代えさせて頂きます。