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生活習慣病治療薬学分野 准教授 平塚 真弘

 平成20年10月1日より新設分野である生活習慣病治療薬学分野の准教授として東北大学薬学部に戻ってきました平塚真弘です。学生時代は薬剤学教室(鈴木康男先生)に所属し、博士課程修了後は東北大学医学研究科病態代謝学教室(成澤邦明先生)、東北大学病院薬剤部(水柿道直先生)、東北薬科大学臨床薬剤学教室(水柿道直先生)、スウェーデンカロリンスカ研究所(Ingelman-Sundberg先生)、東北薬科大学薬物治療学教室(石川正明先生)と多くの研究室を渡り歩いてきました。今回約12年ぶりに東北大学薬学部に戻ってきたことになります。専門も現在は、薬理ゲノム学を中心に、薬物代謝学、臨床薬理学、薬物治療学、臨床薬学などと幅広くなってきました。
 現在、東北大学薬学部では全国に先駆けて、次世代型専門薬剤師を育成する教育プログラムの構築を行っています。当分野のスタッフは大学病院で薬剤師を兼任し、病棟業務を行いながら学生教育や研究を行っています。また、薬剤師免許を持った大学院生も研究室での実験に加えて薬剤師業務を実際に行う、実践的な臨床薬剤師育成プログラムの下で日々の生活を送っています。近い将来、東北大学薬学部から「創薬研究ができる薬剤師」や「薬剤師ができる創薬研究者」が数多く輩出され、様々な分野で高度な薬学的知識、技能、態度を有した人材が活躍することを期待しています。私自身これまでに、基礎研究、臨床研究、薬剤師と多くの分野を経験させてもらっており、今後、学生教育の中で少しでも私の経験や知識がお役に立てればと思っています。