メニュー 閉じる

医薬資源化学分野 准教授 菊地 晴久

 平成21年4月1日より医薬資源化学分野の准教授に昇任しました菊地晴久です。学生のときに当分野(旧 生物薬品化学講座)に配属されて以来、大島吉輝教授を始め、多くの先生方や教室員の方々に大変お世話になっております。今後ともご指導ご鞭撻のほどどうぞよろしくお願いいたします。
 動植物や微生物といった天然資源は多種多様な生物活性物質の宝庫であり、これまでに多くの医薬品が天然資源由来の物質から生み出されています。そして、今後もこのような天然資源の活用がますます重要になっていくと考えられます。私たちの分野では、自ら開発した新しい生物活性試験法を利用して、細胞性粘菌や昆虫寄生糸状菌といった新しい天然資源から、未来の医薬品開発に役立つ新しいリード化合物の発見を目指して研究を行っています。化学と生物学の両方を活用し、学生さんや共同研究者の方々など多くの人々のご協力を得ながら、創薬研究に役立つ魅力のある天然由来化合物を見出していきたいと考えております。