【概要】
齊藤記念薬学教育研究支援基金は、本学卒業生齊藤宏様・和子様ご夫妻のご寄附により薬学研究科の研究支援・学生支援等を目的として創設されました。
本事業では、将来を担う薬学研究者育成を目的とし、学生による国際会議などの場における英語での積極的な研究発表参加を推奨しています。よって、海外での国際会議等で研究発表をする学生を対象として、必要となる出張旅費を支援する事業を実施します。
なお、本事業においては新型コロナウイルスの影響により、渡航先国・地域の状況、また、本学の判断により派遣を中止・中断する場合があります。
【応募条件】
（１）応募資格
応募資格者は、次の全てを満たす者とします。
１．薬学部薬学科5・6年生および薬学研究科博士課程前期2年の課程の学生（1・2年生）で、学業、人物ともに優秀な者
２．十分な語学能力がある者
３．海外で開催される国際会議等で口頭発表やポスター発表を行うことが確定している者
（２）その他の条件
１．渡航期間中に在籍身分が「休学」とならないこと。
２．「学生教育研究災害障害保険付帯海外留学保険」に必ず加入すること。
【支援金額】
1学生当たり40万円を上限とします。
助成対象：海外で開催される国際会議等で口頭発表やポスター発表を行うことが確定している場合、東北大学旅費規程に基づき旅費を支給します。
※参考：旅費規程およびマニュアル（旅費計算室ウェブサイト）
※研究発表することが支援条件となるため、会議の参加／出席だけでは対象となりません。
※40万円を超える場合には購入前にご相談ください。
※経済的に合理的な経路をご利用ください。
※本学旅費規程に基づき計算した額を支給します。
【申請手続】
次の申請書類一式をそろえ、申請期間内に提出してください。
（１）申請書
（２）申請理由書
（３）出張計画書
【申請期限】
渡航予定日の3ヶ月前まで
【選考方法】
申請書類に基づき選考し、総務係から指導教員を通じてお知らせします。
【採択後の取り消し】
（１）本人事由による申請の撤回・辞退は原則認めないため、必ず国際会議への参加可能な場合のみ申請してください。ただし、下記のような本人以外の外的要因によって出張中止となる可能性があれば、速やかに総務係まで申し出ること。
・国際会議運営側による判断で開催中止等に関する通知があった場合
・国際会議運営側による判断でオンライン開催へ変更する通知があった場合
・開催国・地域による制限・規制がされた場合
・感染状況や国際情勢の急激な悪化により出張取り消しがやむを得ない場合
（２）採択された者が適当でないと認められたとき（例：懲戒処分等）、採択を取り消すことがあります。
【その他】
（１）帰国後、所定の様式による報告書を必ず提出すること。
（２）出張日程については、指導教員と調整の上、日程の変更・キャンセル等ないよう注意すること。
（３）新型コロナウイルス感染症の感染状況や世界の情勢等により、大学が学会参加による海外渡航を許可する条件等に変更が生じる場合があります。また、学会参加による海外渡航に必要となる手続きや提出書類が新たに生じる場合があります。
【本事業に関する問い合わせ先】
薬学部・薬学研究科総務係
TEL：022-795-6801
E-mail：ph-som@grp.tohoku.ac.jp