平成19年度の体験授業では、3人の先生方にそれぞれの専門分野と
薬学との関わりについて、下記の内容で分かりやすく解説していただきます。

今年度の体験授業は7月30日午前・午後、7月31日午前に予定しています。


今井 潤 教授(臨床薬学分野)

「生活習慣病とくすり」

今や日本人の半数位が何等かのかっこうで、生活習慣病を持っているといっても過言ではありません。ですから、日本人の1/4位の人が生活習慣病の治療薬を飲んでいると考えられます。そうした薬の出来上がるまで、そしてその使用に関わる多くの問題につきお話します。

 
大島 吉輝 教授(医薬資源化学分野)

「私たちの身の周りの植物や微生物にくすりのもとを探す」

私たちの身の周りには数え切れないほどの多くの植物や微生物が生きています。”くすりの王様”といわれるアスピリンは、柳に含まれる物質をヒントにして創られました。ペニシリンは青カビの成分です。この授業では、くすりを創るうえでいかにこれらの植物や微生物が大切かをお話します。

 
徳山 英利 教授(医薬製造化学分野教授)

「くすりを合成するには」

有効なくすりを見つけることができても、それを必要としている患者さんに行き渡るだけの量を純粋な形で供給できなければせっかくの発見が無になってしまいます。講義では、様々な官能基を含んだ複雑な構造のくすりを大量合成するための色々な工夫についてお話します。


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