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EDUCATION

教育方針

分子細胞生化学分野では将来研究職を目指す大学院生、学部生の教育を日々の研究活動を通じて行っています。研究室での教育には各研究室の特色があり、ここでは当分野の特色を紹介します。

 

分子細胞生化学分野では学生の教育の一環として研究テーマについての報告(セミナー)と文献紹介(コロキウム)を行っています。これらはPowerPointを用いたプレゼンテーションの特訓です。発表者は正確に内容を聴衆に伝え、質疑応答能力を高めることを目的とし、聞き手は的確な質問をして場を盛り上げることが目標です。

研究進捗報告会(Progress Report)

 
研究グループごとに分かれ、研究の進捗状況を短めに報告します。発表者は進捗状況を的確に報告し先生や先輩方からアドバイスを受けること、聞き手は研究の進め方を理解することと的確な質問、アドバイスをできるようになることが目標です。2週間に1回当番が回ってきます。最近では新型コロナウイルス感染防止のため、Zoomで報告会や勉強会を行っています。

勉強会

輪読会、各研究グループによる勉強を行っています。
輪読会(分子細胞生化学のバイブルである教科書"The CELL"英語版, B3-M1学生対象)
English Cafe(国際学会の視聴、科学英語(論文)のライティング)
勉強会(GPCR勉強会等、自分たちの研究内容によって自主的に勉強会が発生します。参加は自由です。)

不定期ですが、年に数回国内外の研究者を招聘してセミナーをしてもらっています。また、招聘した研究者と学生とのディスカッションを行います。

特別セミナーと同様に不定期ですが、海外大学院生が短期(数週間から数ヶ月)滞在して、学生と一緒に実験を行います。当研究室の学生が先生として実験を教えるということもあり、お互いに刺激的な経験が得られます。

 

また、機会や希望に応じて、学生を海外に短期(数週間から数ヶ月)派遣し、実験することもあります。
 

学生は得られた研究成果を積極的に外部発表します。主な参加学会は日本生化学会、日本分子生物学会、日本薬学会、ファーマバイオフォーラム、GPCR研究会、Keystone Symposia(国際学会) Gordon Reserch Condference (国際学会), GPCR workshop (国際学会)などです。また、生化学会東北支部大会、薬学会東北支部大会、東北大学バイオサイエンスシンポジウム等の研究発表会にも積極的に参加しています。研究成果を世界に発信するために英語の論文を執筆し投稿します。
最近の実績では学部4年生は最低年1回、修士は年に複数回学会に参加しています。博士課程では積極的に海外の国際学会に参加します。

研究については頻繁にスタッフの先生を交え、ディスカッションを行っています。また、下級生の素朴な疑問にもドクターの学生を中心として上級生が積極的に答えてくれます。

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