GPCR作用薬のシグナル特性を理解する

井上 飛鳥 教授

 本ユニットでは、Gタンパク質共役型受容体(GPCR)のシグナル伝達を網羅的に計測するアッセイ法を用いて、GPCR作用薬のシグナル特性を解析することができます。GPCRシグナル評価(セルベースアッセイ)として、本研究者が開発したTGFα切断アッセイをはじめとして、NanoBiTシグナルアッセイ、Gタンパク質欠損細胞を利用可能です。このシグナル評価は、GPCRのバイアスシグナル活性や、薬理作用・副作用の分子機序などに貢献します。

連絡先:井上飛鳥 iaska@tohoku.ac.jp
http://www.pharm.tohoku.ac.jp/~seika/2020/index.html