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同窓会長からのご挨拶

薬学同窓会会長
平澤典保

 同窓会会員の皆様には、ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。また、平素より同窓会活動に対して深いご理解と多大なご協力を賜り、厚くお礼を申し上げます。
 この度、令和6年3月21日に開催されました東北大学薬学同窓会役員会におきまして、大島吉輝前会長の後任として同窓会会長を仰せつかりました。
 私は昭和53年に薬学部を卒業した22期生で、入学以来、1年半の米国留学以外、ずっと東北大学にお世話になっています。坂本尚夫元同窓会長のもとで、幹事長を数年間勤めさせていただき、その間、薬学部(科)創立50周年記念事業にも関わらせていただきました。この度、同窓会会長としての大役を仰せつかり、身の引き締まる思いです。
 薬学同窓会は、坂本尚夫元会長、大島吉輝前会長、そして岩渕好治前幹事長、富岡佳久幹事長のもと、活発化してきました。年2回行われてきた同窓会主催講演会も22回を数え、若手教員の自身の留学経験から、学生たちの留学を後押しするためのグローバル薬学人講座も、今年度の新入生を対象に第7回目を実施いたしました。さらには、役員と学生幹事との意見交換会の開催や、early exposureを目的とした2年生向けの講義(薬学概論2)に同窓生をお招きしてそのお話を伺うことも継続しております。また同窓生からのご支援として特記すべきものとして、薬学研究科・薬学部では、本学卒業生齊藤宏様(工学部卒)・和子様(薬学部卒)ご夫妻のご寄附により齊藤記念薬学教育研究支援基金を設立し、国際会議研究発表経費支援事業として活用させていただいています。これまで7人の学生、院生の国際学会への旅費等として支援しています。このように同窓生の皆様のご支援は、薬学研究科・薬学部の学生、院生そして教員の大きな励みとなっております。
 昨年、東北大学は、国際卓越研究大学としての認定候補となり、次世代放射光施設ナノテラスが稼働を開始するなど東北大学は脚光を浴びています。また、北青葉山図書館分館及び理薬生協の改修も昨年度なされました。そして今、薬学部の新棟建築計画が具体的に進められ始めています。同窓生の親睦をさらに深め、そして同窓会として、薬学研究科・薬学部の今後の更なる発展を後押しするために、皆様のご支援、ご協力がますます必要となってきております。どうか、今後の同窓会活動に会員の皆様から忌憚のないご意見やご提案をお寄せいただき、併せて、一層のお力添えを頂きますようお願い申し上げます。
 最後になりましたが、会員の皆様のご健勝を祈念いたしまして、同窓会長就任の挨拶に代えさせて頂きます。