その他

和名：サンシュユ
学名：Cornus officinalis Siebold et Zuc.
科名：ミズキ科（Cornaceae）
使用部位：偽果の果肉
生薬名：山茱萸
成分：イリドイド配糖体のmorronisideやloganin
用途：主として漢方適用：滋養・強壮・補腎・止血を目標に方剤中に配剤される．

和名：サンショウ
学名：Zanthoxylum piperitum (Linn.) DC.
科名：ミカン科
使用部位：成熟果皮
生薬名：サンショウ　（山椒）
用途：芳香辛味性健胃、駆虫

和名：センブリ
学名：Swertia japonica (Schult.) Makino
科名：リンドウ科
使用部位：全草
生薬名：センブリ（当薬）
用途：苦味健胃、止瀉

和名：タンポポ
学名： Taraxacum platycartum Dahlst. T. officinale
科名：キク科（Compositae）
使用部位：根あるいは全草
生薬名：ホコウエイ（蒲公英）（根：蒲公英根，全草：蒲公英）
用途：ヨーロッパでも苦味健胃薬として有名である。一般には強壮や利胆・解熱・健胃のための民間薬として利用される。極希に方剤へと配剤される「蒲公英湯」。
追記：セイヨウタンポポのエキスには、astrocytesによるTNF産生を抑制する作用があり（in vitro）、中枢神経系での抗炎症効果期待できるとされる（Kim H.M., et al., Immunopharmacol. Immunotoxicol. 22: 519-530, 2000）。

和名：ドクダミ
学名：Houttuynia cordata Thunb.
科名：ドクダミ科
使用部位：地上部
生薬名：ジュウヤク　（十薬）
用途：利尿・緩下・解毒を目的とした民間薬（健康茶）として利用される

和名：ビワ
学名：Eriobotrya japonica Lind.
科名：バラ科（Rosaceae）
使用部位：葉：薬用　果実：食用
生薬名：枇杷葉　（葉）
用途：鎮咳・去痰・温浴剤　※服用する場合には葉裏の毛を除去してから用いる
追記：枇杷葉に含まれるroseosideはin vitroとin vivoにおいて抗ガン作用を示す
（Ito H., et al., J. Agric. Food Chem. (2002) 50: 2400-2403）．

和名：リンドウ
学名：Gentiana scabra Bunge var. buergeri (Miq.) Maxim.
科名：リンドウ科
使用部位：根、根茎
生薬名：リュウタン（竜胆）
用途：苦味健胃

和名：ワレモコウ
学名：Sanguisorba officinalis Linn.
科名：バラ科
使用部位：根
生薬名：チユ（地楡）
用途：収斂　止血