統合生命科学実習。

統合生命科学実習。

12月5日から12月7日まで、浅井研が所属する統合自然科学科統合生命コースの3年生を対象とする学生実習を担当します。

昨年度は、糸状菌の形質転換にチャレンジしましたが、少し実習向きではなかったかなと反省し、今年は、抗菌活性を有する天然物の探索の基礎を体験してもらうことにしました。夏には、博士の学生と広島大学薬学部に抗菌活性試験を伝授してもらいに訪問しました。今回の実習ではグラム陽性菌である表皮ブドウ球菌とグラム陰性菌である大腸菌を使って、抗菌活性を有する糸状菌抽出物を探してもらいます。ポジコンは遺伝子実験で必須のアンピシリンとストレプトマイシンを使います。ちょうど細胞壁を標的とするアンピシリンではグラムポジとグラムネガで差が見られるので細菌の細胞表層について学んでもらうには最適です。さて、どうだったでしょうか。

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